今日の夕方の大岡越前の再放送はトロリ(バター)が偶然できちゃった話。
大岡裁きの
大岡「腕一本とはどういう事か?」
悪者「皮と肉と骨の事でございます」
大岡「なるほど。では○○の腕を切り落とすがよい」
悪者「はっ」
悪者○○の腕に向かって刃を向ける。(○○の名前覚えてないwヨヘイとかヨキチとかいう名前だったような)
大岡「皮と肉と骨だけだぞ。血は一滴も流してはならん」
悪者、ハッとした顔をして、刃を落とし、大岡越前に向かってひれ伏す。
悪者「恐れ入りました」
大岡、頷く。
というやりとり。
……
ハテ?
腕を切りおとすには「血」が絶対出る。腕一本とはなんだ?という問いに対して「血」と言わなかったからダメ!というトンチは分かる。けど、教えとしてはどういう意味だったのかな。なんかの格言?
しかし、ひと昔前のドラマは深いね。
【追記】
友達から「ベニスの商人」のオマージュと聞いて、wikiで調べて「あああ!!」と納得。
大岡裁きは、始め悪者の言い分を認めた上で、結果、悪者の契約違反を指摘して○○(名前が思い出せない)を救う形にしたのね。なるほどーーーー。
目のウロコ3枚取れた。
(wikipedia「ベニスの商人」物語の文章抜粋)
ポーシャは肉を切り取っても良いという判決を下す。シャイロックは喜んで肉を切り取ろうとするがポーシャは続ける、「肉は切り取っても良いが、契約書にない血を1滴でも流せば、契約違反として全財産を没収する」。仕方なく肉を切り取る事を諦めたシャイロックは、それならばと金を要求するが一度金を受け取る事を拒否していた事から認められず、しかも、アントーニオの命を奪おうとした罪により財産は没収となる。