昨日だけど、今日の事。
24時レイトショー上映「探偵はBARにいる」を観てきました。
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良かった-!!超、超、超良かった。
懐かしい感じで、観ていて安堵感を覚えます。
【内容】
俺はこの街のプライベートアイ。雑用処理ならお任せを。夜は大抵BAR「ケラーオオハタ」にいる。
ある夜、霧島グループの社長が路上で襲われている女性を助けようとして殺されてしまった。
それから一年後、BARに「近藤京子」と名乗る女から電話がかかってきて謎の依頼を受けた。
結局、その名前の女は死ぬまで嫌いだったわけだが……。
北海道、ススキノを舞台にちょっとぬけてる探偵の「俺」(大泉洋)と、北大農学部のグータラ助手であり空手道場師範代でもある俺の相棒兼運転手の「高田」(松田龍平)のコンビが繰り広げる、王道&極上のエンターテイメントムービー。
※以下ネタバレあり!ご注意をっ ↓
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【感想】
探偵の俺には名前がないです。ハードボイルドを気取っていても、どうやっても三枚目。演じるは大泉洋。
相棒高田は時間があれば寝ていたいというやる気のなさ。ぶっきらぼうで無礼な言葉を平気で吐く。しかし、空手師範代。中々強い。感情が薄そうだけど、探偵の手助けはちゃんとやる。しかし、危機には間に合わない(笑)演じるは松田龍平。
尾行の為の車は機嫌を損ねてちゃんと走ってくれない。そして、走る度に爆発。
探偵が朝食を食べる喫茶店の看板娘、峰子はナイスバディーだが、ルックスはイマイチ。今日もナポリタンとブレンドを運びながら健気に探偵に愛を注ぐ。
昔家庭教師をした教え子(!?)桐原組幹部相原は、未だに探偵を慕って協力をする。彼的には「面白そう」というだけかもしれないが。
謎を解こうと、色んな人間が入り乱れて来る。
事件のきっかけ。霧島グループ社長。演じるは西田敏行。
その妻、沙織。演じるは小雪。
北海道日報記者で両刀の松尾。演じるは田口トモロウ。
無口なBARのマスター、ソープランドの客引き源ちゃん、スポーツバーの店員、各暴力団の組員。
かる~~く紹介しただけで、主役以外のサブも愛嬌あるキャラ達満載である事が分かるでしょう。
自分が一番びっくりしたのは暴力団役を演じた高嶋政伸ですね。
エンドスクリーンで名前が出て「え!?どこに出てた?」と分からなくて、パンフレットで初めて分かった。あの気持ち悪さ(褒め言葉ですよ)を作った彼は凄い。
三枚目の探偵さん。最後の方は格好良かった。
小雪さんに、最後涙した。
ネットの感想を見た所、探偵物語とか相棒とかに似た熱を感じた人が多かったみたいだけど、自分は両方とも観たことないので、感じたのは「ルパン三世」でした。
エンドロール後に、スクリーンにデカデカと映し出された「第二弾決定!」の告知文字にニヤリ。
ホント、楽しかった
パンフレットも、これまた面白い。
カバー(ケース?)がBAR KELLER OHATAの擦りマッチ。
パンフレットの表紙に紙マッチのプリント。中身も楽しい作りです。
オススメ度:★★★★★(5星)
自分的にも:★★★★★(5星)