今更ですが「アイ・アム・レジェンド」を観ました。
今年の正月に劇場に行って私は母と「椿三十郎」を、妹夫婦が「アイ・アム・レジェンド」を観て、映画館出口で感想を述べ合った時に、妹が「オススメ」って言ってたんで、気になっていたんですよね。
あらすじ(allcinema解説抜粋)
リチャード・マシスンの古典的傑作『地球最後の男』をウィル・スミス主演で映画化したSFアクション。
2012年、ニューヨーク。科学者のロバート・ネビルは3年前に起こった地球規模の災厄をくぐり抜け、この街で、おそらくは全世界で、ただひとり生き残った男。彼は、相棒のシェパード、サムと無人の店舗で食料品や日用品を調達し、セントラルパークに畑を作って生き延びる日々。そして、自分以外の生存者を探して、毎日無線で呼びかけるものの、未だ生存者を見つけ出すことが出来ずにいた。それでも、人類を絶滅させた原因を取り除き、再生の道を探るため、たったひとりで奔走するロバートだったが…。
■ネタバレ含む感想■
面白かったぁ!
久し振りに「END」マークがついた映画を観た気がします。
ところがネットで評価を見て回ったところ、苦い点数をつけている人が多かったです。渋い点数をつけている方々の理由は「バイオハザードのパクリっぽい」っていうのと「泣かせる気満々」っていうのと「中途半端」ってのが多かったかな。
んで私の感想ね。
途中の回想やラスト近くでは他の人間が出てきますが、基本ウィル・スミスの独り芝居です。独りでの演技がとにかく上手い!いい俳優さんだなぁ、と思いました。
そして……泣けた~
唯一の相棒である愛犬サムが、ロバート(ウィル・スミス)を守って死んでしまう所と、その後のロバートの悲しみとが…もう、ねぇ。涙ダーダー止まらんかった。愛娘と別れる時に仔犬のサムに「パパを守って」って言って渡された犬なだけに……。
妹からラストは主役が「伝説になる」って聞いてたから、神にでもなるのかしら?と思っていたら、ちゃんとしたラストじゃないの(笑)てっきりゾンビすらがひれ伏す、訳の分からない神にでもなるのかと思って心配してたわよ
ワクチン生み出すのって、大変ですよね……。ロバートがやろうとしていた事が当たり前のようでいて、誰にでも出来るわけじゃないのが良かった。
本編は100分しかないんですね。
駆け足のように感じる人もいるかもしれないけど、私的にはそれは感じず、夢中で観ている内に終わったって感じです。
現代へのメッセージとも思える、エンドロールに流れたボブ・マーリーの曲にもポロリと涙こぼれ。なんとなく寂しかったです。
オススメ度は星4つ:★★★★
自分的には星5つ:★★★★★